市場課題|分離で自治体の業務に手間が生じる

分離で閲覧に待ちが生じる
論理分離(ソフトで環境を分ける方式)では、同時に使えるライセンス(利用権)の数が限られる製品だと、LGWAN(行政専用の閉じたネットワーク)とインターネットを行き来する職員に順番待ちが生じます。物理分離(端末ごと分ける方式)では、席替えのたびに専用端末の移動が起きます。Webを見るたびに、論理分離では待ち時間が、物理分離では移動の手間が、職員の負担です。
ファイルの無害化に手間がかかる
分離したネットワークの間でファイルを移すときは、マルウェア(不正なプログラム)が紛れ込まないよう、ファイルの無害化(ファイルからマルウェアを取り除く処理)が欠かせません。無害化のソフトを別に契約して更新し、ファイルごとに処理する運用では、職員の作業と費用の負担が重くなります。ファイルを受け渡すたびに、この作業が繰り返されます。
他にも、ライセンス費用の高さ、専用端末を置く場所の確保、物理分離から論理分離への移行の難しさ、といった課題があるといわれています。
- LGWANLocal Government Wide Area Network の略で、全国の自治体を結ぶ行政専用のネットワークを指す。自治体の業務システムは、この環境の中で動く。


