ニュース紹介
「卵子の染色体接着を長期間維持する新因子OMC1を発見-卵子老化に伴う女性の生殖寿命を支える分子機構の解明へ-」
千葉大学大学院医学研究院/次世代in vivo研究探索センター(cNIVR)の石黒啓一郎教授、島田龍輝講師、同大大学院医学薬学府の飯阪早希絵氏、理化学研究所生命機能科学研究センターの北島智也副センター長兼チームディレクター、吉田周平技師らの研究チームは、卵子が長期間にわたり染色体の結合を維持するために必要な新規タンパク質「OMC1」(Oocyte Meiotic Chromosome protein 1)を発見しました。
OMC1は、姉妹染色分体をつなぎとめるREC8コヒーシンとよばれるタンパク質とともに卵子の染色体上に存在し、REC8コヒーシンの減少を防ぐ働きを担います。OMC1を欠損したマウスでは、若い卵子でも加齢卵子に似た染色体接着の低下と染色体分配異常が生じました。今後、卵子老化と女性の生殖寿命を支える分子機構の解明につながることが期待されます(DOI:10.1038/s43587-026-01245-5)。
出典:千葉大学・理化学研究所・熊本大学 2026年10月30日 プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2026/20261030_1/index.html



