市場課題|段差の床とクレーン待ちが残る工場の搬送

段差や狭い通路で導入が難しい
グレーチング(格子状の床板)やレール溝のある床、狭いスペースは、従来のAMR(自律走行搬送ロボット)が導入しづらい環境とされています。そのため、人の手による搬送が残る工程があります。床の改修を伴う点も、導入の負担になる課題です。
長尺物の搬送はクレーン待ち
長尺物や重量物の工程間搬送では、天井クレーンの順番待ちが生じる現場があります。クレーン待ちや専任のオペレーターに縛られると、工程間のリードタイム(作業の開始から完了までの所要時間)が延びます。大型設備は、設備投資や維持のコストの面でも負担です。
他にも、人手による部品の受け渡しや、固定ラインのレイアウト変更の難しさ、装置の前での位置決めの手間といった課題があるといわれています。
- AMR自律移動ロボット(Autonomous Mobile Robot)の略で、周囲を認識して自分で経路を決めて走る搬送ロボットである。工場や倉庫での荷物の搬送に使われる。


