市場課題|人口減少の要因をつかみ難い自治体

人口減少の要因をつかみ難い
長崎県の人口は1960年の176万人をピークに2015年の国勢調査では138万人まで減りましたが、何が減少を招いているのかを把握するのは容易ではありません。離島が多く地理的な条件も多様なため、減少の要因は他県より複雑といわれています。2020年度の時点で、このままでは2060年に78万人まで減少する見込みとされています。
分析を担う専門家が不足
自治体が職員だけで統計分析を進めるのは難しいといわれています。調査票の設計や統計手法の選択には心理学などの専門知識が必要で、大学に委ねても参加できる教員は学内に限られがちです。専門家を集められなければ、施策の根拠となるデータを得られない恐れがあります。
他にも、進学や就職を機に若者が県外へ移る人口の流出、統計を扱える職員の育成、自治体の課題と大学教員の専門分野をすり合わせる手間、といった課題があるといわれています。
- 国勢調査日本に住むすべての人と世帯を対象に、国が5年ごとに行う統計調査である。人口や世帯の構成、就業の状況を把握し、国や自治体が政策を立てる際の基礎資料として用いられる。






