市場課題|音は見えず騒音源の特定に手間がかかる

広い現場では騒音源の探索に手間
建設工事現場や建物では、騒音の発生源や遮音の欠けている箇所を、広い範囲から探すことが求められます。音は目に見えないため、計測する位置を変えながら調べて、発生源を絞り込む作業の繰り返しです。対策の効果を確かめる場面でも同じ手間が生じ、原因の特定が長引く恐れがあります。
平面表示は奥行きの把握が難しい
従来の音の可視化は、計測結果がディスプレイ上に平面で表示されるため、奥行き方向の位置が把握しにくくなります。騒音対策は壁や機械などの具体的な箇所に施すため、位置が曖昧だと対策の優先順位を付けにくい状況です。位置の読み違いが、対策のやり直しにつながる恐れもあります。
他にも、広い範囲を測るたびに必要になる位置や方向の変更、一般的な音計測では特定しきれない騒音や異音の原因の切り分け、突発的に発生する音の把握、といった課題があるといわれています。
- 遮音壁や窓などが、音の通り抜けを弱める働きを指す。建物の音響性能を評価する際に、基本となる観点の1つである。






