市場課題|無菌の確認に7日から14日を要する

培養の日数が出荷を縛る
無菌性が求められる製品では、検査に要する日数が出荷までの時間を決める要因です。無菌試験は、培地で細菌を増やして濁りの有無を目で見る方法が一般的で、結果が出るまでに7日から14日ほどかかります。工程の最後にこの待ち時間が固定で乗るため、製造そのものを速めても出荷の日付は動きにくくなります。
出荷判定までの在庫負担
培養を待つ時間は、そのまま在庫と保管の負担です。判定が出るまで製品を動かせないため、温度を管理した保管庫に数週間分を置いておく必要が生じます。有効期間の短い製品では、この待ち時間が実際に使える期間を短くします。
他にも、検査に習熟した人員の確保、培地や器具の汚染による判定のやり直し、少量多品種の製造への対応、といった課題があるといわれています。
- 無菌試験医薬品や輸血用血液などに生きた細菌が混じっていないかを確かめる試験。培地で細菌を増やし、濁りの有無を目で見て判定する方法が広く使われる。






