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「サブサイクル光の高エネルギー増幅に成功-アト秒を超えるゼプト秒パルス発生への重要な一歩-」
理化学研究所光量子工学研究センター 未踏レーザー科学研究チームの西宮海人基礎科学特別研究員、高橋栄治チームディレクターらの研究チームは、時間幅が光の振動周期よりも短いレーザーパルス(サブサイクル光パルス)の増幅法を開発しました。独自の「波形合成シード発生法」と、同チームが開発した増幅法「異種非線形結晶・二重チャープ光パラメトリック増幅(HNC-DCOPA)法」を組み合わせ、1.4オクターブの帯域を保ったまま出力エネルギーを50ミリジュール超に高め、これまでに報告されたサブサイクルレーザーの100倍以上としました。パルス幅は6.7フェムト秒で、光の電場振動は0.88回分です。
この光を使ったアト秒パルス発生では、スペクトルから見積もった最短のパルス幅(フーリエ限界パルス幅)が35アト秒でした。また、増幅法を拡張すれば、電場が0.5回しか振動しないハーフサイクル光も高出力で増幅できることを数値シミュレーションで示しています。成果は科学雑誌『Science Advances』オンライン版に2026年10月22日付で掲載されました。
出典:理化学研究所(理研) 2026年10月22日 プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2026/20261022_1/index.html



