市場課題|一律の助言では、生活習慣病の予防が進みにくい

健診は一律の助言になりやすい
現在の健康診断は、血糖値など限られた項目の数値を点で見る形です。そのため、血糖値が高く糖尿病のリスクが高いという結果が出ても、食生活の改善といった一律の助言になりやすい面があります。体質に合う行動が分からないままでは、改善を続けにくい状況です。
指導後も医療費が減りにくい
山梨県では、特定保健指導(健診で生活習慣病のリスクが高いと判定された人への生活指導)を終えた人の割合が全国平均を上回っていますが、医療費や生活習慣病の患者数は思うように減っておらず、多くの人が通院と服薬だけで十分と感じやすい点も課題です。
他にも、予防が病院の受診に偏りがちなこと、健診が項目ごとの部分的な把握にとどまること、助言が一律になりやすいこと、といった課題があるといわれています。
- 特定保健指導メタボリックシンドロームのリスクが高い人に、医師や保健師、管理栄養士などが生活習慣の見直しを支援する制度である。特定健診の結果をもとに対象者が選ばれる。


