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「接着剤は固まった後も内部で動いていた−ゲル化後の構造再編成を発見~自動車や航空機の軽量化を支える新規接着技術への応用に期待~」
九州大学 大学院工学研究院 応用化学部門/次世代接着技術研究センターの田中敬二主幹教授/センター長らの研究グループは、モデルエポキシ樹脂を対象に、体積収縮測定、広角X線散乱測定、全原子分子動力学シミュレーションを組み合わせ、マクロな収縮挙動と分子レベルの構造変化との関係を解析しました。
その結果、材料全体の体積収縮は主にゲル化前に進行し、ゲル化後は著しく抑制される一方で、分子間距離やフリースペースはゲル化後も変化し続けることを明らかにしました。ゲル化を境として「マクロな緻密化」と「構造再編成」が分離することを初めて実証したとしています。
成果は、熱硬化性樹脂の硬化収縮や内部応力の発生機構の理解を深め、異種材料接着剤の分子設計の加速につながることが期待されるとしています。論文は2026年9月18日に「Communications Materials」オンライン版に掲載されました。
出典:九州大学・科学技術振興機構(JST) 2026年9月18日 共同発表
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20260918/index.html



