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「年上のきょうだい数と幼児の腸内細菌タイプの関連を発見」
理化学研究所生命医科学研究センター粘膜システム研究チームの柴田涼平客員研究員、大野博司チームディレクター、千葉大学予防医学センターの櫻井健一教授、山本緑講師、兵庫医科大学看護学部の島正之特命教授らの研究グループは、環境省エコチル調査の追加調査に参加した2歳児903人と、そのうち4歳時にも参加した684人の便検体を16S rRNA遺伝子解析で調べ、腸内細菌叢の構成タイプ(エンテロタイプ)と年上のきょうだい数との関連を調べた。細菌の多様性と便中プロピオン酸濃度が最も低いタイプ1は、2歳時に413人(46%)、4歳時にはタイプ2が345人(50%)で最多だった。年上のきょうだい数が0人の子どもを基準にすると、タイプ2に対するタイプ1の調整オッズ比は、きょうだい1人で2歳時0.49(95%信頼区間0.34–0.69)・4歳時0.45(0.26–0.77)、きょうだい2人以上で2歳時0.32(0.19–0.54)・4歳時0.22(0.08–0.53)となった。年上のきょうだいが多いほど、タイプ1に分類される割合が低いという関連を示している。4歳時については、直近3カ月の抗菌薬使用がこの関連の一部に関わる可能性が示された。成果は2026年10月14日に国際科学誌Pediatric Researchにオンライン掲載された。
出典:理化学研究所 2026年10月16日 プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2026/20261016_1/index.html


