市場課題|アイスは温度が上がると、形が崩れて食べにくくなる

アイスは溶けて食べにくい
アイスクリームは、温度が上がると形が崩れて液状になり、食べにくくなります。牛乳やクリームの油脂分、空気の泡、氷の粒(氷晶)の3つが混ざった食品で、氷の粒が溶けて水になると泡がつぶれ、油脂分も溶けるためです。夏の屋外では、食べ終える前に手に垂れやすいことが困りごとです。
溶けにくさと食感が両立しにくい
溶けにくいアイスは従来から開発されていますが、化学合成物を使うものがあるほか、天然素材のものは食感が硬くなりやすいといわれています。溶けにくさを高めると食感が損なわれやすく、両立が課題でした。食感を保ったまま形を維持できる天然素材が、課題の解決には必要です。
他にも、ゆっくり食べても崩れにくいデザート、食が細くなった人でも口にしやすい栄養食、病院食に使える食べやすさ、といった課題があるといわれています。
- 氷晶水が凍ってできる微小な結晶である。アイスクリームでは、牛乳やクリームの水分が凍って氷晶になり、空気の泡や油脂と組み合わさって組織を作る。温度が上がると氷晶が溶けて水になり、組織が崩れる。


