市場課題|ノンコーディングRNAを、創薬の標的にしにくい

タンパク質中心で標的が限られる
医薬品の研究開発は、主にタンパク質を対象としてきました。ヒトゲノム(全遺伝情報)のうち、タンパク質の設計図になっている領域は2%にすぎず、残る領域の機能や疾患との関わりは十分に分かっていません。疾患への関与が注目されるものの、解析の難しさから創薬は進みにくい状況です。
長鎖RNAは解析が難しい
長鎖ノンコーディングRNA(lncRNA)は、構造の予測が難しい分子です。1つの分子が多数のDNAやRNA、タンパク質と相互作用するため、病気に関わる部分を特定しにくくなります。このため、創薬の標的にしにくいとされてきました。
他にも、ノンコーディングRNAの機能解析、疾患へのノンコーディングRNAの関与の解明、といった課題があるといわれています。
- ノンコーディングRNAタンパク質の設計図にならないRNAの総称である。ヒトゲノムでタンパク質の設計図になる領域は一部にとどまり、残る領域のRNAの機能や疾患への関与が研究されている。






