市場課題|増え続ける攻撃通信と気づけない感染

攻撃関連の通信が年々増加
インターネットへ向かう攻撃関連の通信は、増え続けています。NICT(情報通信研究機構)が約29万の未使用のIPアドレス(機器に割り当てられる番号)で観測した2024年の通信は6,862億パケットに達し、2023年から11%増えました。1つのIPアドレスには年間で約242万パケットが届いています。
入口対策では感染に気づきにくい
組織内で感染した機器は、入口対策だけでは把握しにくい状況です。境界の装置は外から入る通信を遮る役割が中心で、内側の機器が外へ送る通信のうち、感染に由来するものは見分けにくくなります。国内では1日平均で約2,600台がIoTボットに感染しているといわれ、攻撃の踏み台にされる恐れがあります。
他にも、機種ごとに異なる更新の手間、長く使われるネットワークカメラの管理、限られた人員で監視する運用の負担、といった課題があるといわれています。
- IoTボットネットワークに接続した機器へ感染し、外部からの指示で通信を行うマルウェアを指す。感染した機器は、別の相手を攻撃するための踏み台として使われる。






