市場課題|光ファイバの接続と実装に制約が残る

コア径の差で損失が生じる
光の広がりを表すモードフィールド径(MFD)が違う光ファイバ同士をつなぐと、光の一部が失われます。コア径の異なるファイバを直接つなぐ場面では、MFDの差に応じたミスマッチ損失(径の不一致による光の損失)が生じる状況です。損失が残ったままでは、つないだ先へ届く光が弱まり、機器の性能を引き出しにくくなります。
標準外径が小型化の制約
最も普及した光通信用ファイバは、クラッド径が125μmです。複数のファイバをまとめて接続する多芯化では、ファイバの間隔がこの外径で制限されます。小型の機器に多くのファイバを収めたい場面では、標準の外径が制約になりかねません。
他にも、電磁ノイズの影響を受けやすい場所での計測、高温や放射線といった特殊な環境での計測、高速で回転する部品の歪みや温度の測定、といった課題があるといわれています。
- モードフィールド径光ファイバの中で、光が広がって伝わる範囲の直径である。この値が異なるファイバ同士をつなぐと、ミスマッチ損失と呼ばれる光の損失が生じる。


