2026.09.02
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ZEALS
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元発表:2026.09.01
ジールス、準国産ヒューマノイド「D1」を病院で3日間実証
ニュース紹介
「ジールス、準国産ヒューマノイド「D1」を病院へ初投入。35時間の現場稼働、5つの院内業務を検証完了。」
株式会社ZEALS(ジールス)は、株式会社シーユーシーの協力のもと、医療法人桂名会重工大須病院において、2026年8月26日から28日までの3日間、準国産コンパクトヒューマノイド「D1」を用いた実証実験を実施したと発表しました。
検証したのは、①来院者の案内、②軽量物運搬、③配茶機を用いたお茶の準備、④下膳補助、⑤体操進行の5つの院内業務です。病院内の安全を最優先に稼働するエリアと時間帯を設定し、同社のロボットエンジニアが常駐して、必要に応じて遠隔操作や緊急停止へ切り替えられる体制を整えました。
3日間を通じて所定の検証項目を完遂し、人との接触およびD1の転倒をゼロで終えたとしています。同社は2026年3月に筑波大学附属病院で市販機を用いた実証を、6月には双腕モバイルマニピュレーターを用いた検証を行っており、今回はハードウェアまで自社で開発して臨みました。
出典:株式会社ZEALS 2026年9月1日 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000212.000019209.html
FrontJournalの解説
この研究分野について
ヒューマノイドは人の形をしたロボットです。人が働くことを前提に作られた建物や道具をそのまま使えるため、現場の改修を抑えて導入できると期待されています。
特に注目されているのが医療と製造の現場です。人手不足が続くなか、案内や運搬といった周辺業務をロボットが引き受け、人が専門的な仕事に集中できるようにする使い方が検討されています。
①周辺業務が現場の負担になっている
医療現場では、看護師や医療スタッフ、事務職員が、患者のケアや専門業務に加えて、来院者への案内、書類や物品の運搬、配茶、下膳、見回りなど多くの業務を担っています。
これらは日常的に繰り返し発生し、身体的にも時間的にも負担になります。医療の質を保ちながら負荷を下げるには、こうした業務の一部を技術で支える必要があると同社は説明しています。
②接触ゼロ・転倒ゼロで5業務を完遂
実証では稼働するエリアと時間帯を限り、ロボットエンジニアが常駐して遠隔操作や緊急停止に切り替えられる体制を敷いたうえで、通行者や車椅子、医療従事者の動線を確認しながら進めました。
3日間で所定の検証項目を完遂し、人との接触とD1の転倒はいずれもゼロでした。同社は、安全を確保した運用のもとでD1が人と同じ空間を移動し、複数の周辺業務を担える可能性を確認したとしています。
編集部からひとこと
同社は3月に市販機、6月に双腕型と検証を重ね、今回はハードウェアまで自社で開発しています。OSとAIモデルに続いて機体まで手を広げた形で、日本の狭い屋内環境を前提に設計した点が特徴とされています。接触と転倒がゼロという結果は、病院という場所では性能そのものと同じくらい重い条件です。
本記事は、FrontJournalが公開情報をもとに独自に分析した第三者コンテンツであり、対象企業・研究機関の公式見解ではありません。
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