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「「極小の二重スリット」で隣り合う原子の揺れを観測」
東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構の柴田直哉機構長・教授、田畑浩大特別研究員(JSPS特別研究員)、関岳人准教授、石川亮特任准教授らの研究グループは、ウィーン大学のToma Susi准教授の協力を得て、走査透過電子顕微鏡(STEM)を用い、シリコン結晶で136ピコメートルだけ離れて隣り合う2本の原子列の間に細く絞った電子線を入射することで、原子スケールの二重スリット実験に成功したと発表しました。約200年前にヤングが考案した二重スリット実験の約1000万分の1のスケールに相当し、干渉現象から隣り合う原子の振動を直接測定できることを示しています。原子の揺れ方は熱の伝わり方に関係しており、半導体内部の熱の流れを原子レベルで調べることで、効率的な放熱設計に役立つと期待されるとしています。研究成果は2026年8月19日付でNatureのオンライン版に掲載されました。
出典:科学技術振興機構(JST)・東京大学 2026年8月20日 プレスリリース
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20260820-4/index.html



