市場課題|モータ開発に残る、磁石への依存と調整の負担

磁石の供給と価格が不安定
希土類磁石(レアアースを原料とする、少量で強い磁力をもつ磁石)を使うモータは、小型で効率が高い一方、供給の不確実性と価格の変動がリスクです。モータは社会のさまざまな機器に使われています。磁石を使うモータでは、磁石の調達が不安定になると、モータを組み込む機器の開発や生産に影響が出ます。
開発の窓口が分かれ調整に負担
モータ開発は、担当が複数の事業者に分かれると、調整の負担が大きくなります。事業者間の調整や情報共有に手間がかかり、開発期間が長くなりがちです。不具合が出たときも、原因がモータ側か駆動側かをたどりにくくなります。
他にも、磁石のないモータの設計と制御、トルクの脈動や騒音の低減、駆動回路の準備、といった課題があるといわれています。
- 希土類磁石レアアース(希土類元素)を原料とする永久磁石である。少量でも強い磁力をもつため、小型で効率の高いモータに使われる。一方で、原料の供給や価格の変動を受けやすい。


