市場課題|活用しきれない体力の記録

集計に時間がかかり指導が遅れる
全国の学校で毎年行われる体力テストは、多くの現場で記録用紙を集めて手で入力し直すため、集計に時間がかかります。学級ごとに紙で測った値を担任が転記し、教育委員会へ提出する流れが続いてきました。結果が手元に戻るころには季節が変わり、その年の指導に生かしにくくなります。
学年単位の比較は評価がぶれる
体力テストの評価は学年ごとの基準で行われるため、同じ学年の中にある発育の差が結果に紛れ込みます。同じ学年でも4月生まれと3月生まれには約1年の月齢差があり、この差がそのまま評価に表れる現象を相対年齢効果(生まれ月による評価の偏り)と呼びます。実力なのか発育の途中なのかを見分けにくく、個人に合う運動を選ぶ手がかりが乏しい状態です。
他にも、学校ごとに異なる記録用紙の様式、測定の待ち時間、年度をまたいで記録を追えない管理の分断、といった課題があるといわれています。
- 相対年齢効果同じ学年の中で、生まれた月が早い子どもほど発育が進み、体力テストの評価が高く出やすい現象を指す。実力の差ではなく、測った時点の月齢の差が結果に表れたものである。






