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「カーボンナノチューブの配向を狙った場所だけ調整する新たな光プロセスを開発~サブマイクロスケールの空間解像度で局所制御、次世代半導体デバイス実現に期待~」
東京理科大学の西原大志准教授、産業技術総合研究所の鈴木大地主任研究員、大阪大学産業科学研究所、理化学研究所光量子工学研究センター(テラヘルツ光源研究チーム)、科学技術振興機構(JST)の研究グループは、無配向のカーボンナノチューブ(CNT)膜に偏光制御された超短パルスレーザーを照射することで、狙った場所だけCNTの配向方向を局所的に調整できる新たな光プロセスを開発しました。CNT固有の光学的特性を反映した非熱的な構造加工(レーザーアブレーション)により、サブマイクロスケールの空間解像度で加工を行い、2Dネマティック秩序パラメーター0.93、吸光度比24.7倍という従来最高水準の配向品質を達成しています。同一チップ上に異なる方位のCNTを高密度に集積できるため、局所配向CNTを画素に用いたテラヘルツ偏光イメージセンサーや、次世代の高速・低消費電力ロジックデバイスの作製プロセスへの応用が期待されます。研究成果は2026年8月1日(現地時間)に国際学術誌「Nature Communications」オンライン版で公開されました。
出典:科学技術振興機構(JST) 2026年8月5日 プレスリリース(掲載誌:Nature Communications/DOI: 10.1038/s41467-026-76305-w)
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20260805/index.html