市場課題|インフルエンザ検査に残る、早期診断の壁

早期の治療には早期診断が要る
早期の治療には、早期の診断が重要です。インフルエンザは、毎年のように流行を繰り返す、薬で治療できる感染症です。検査で見つけられない時期が長いほど、治療の機会は遅れる恐れがあります。
低ウイルス量では検出が難しい
ウイルスの量が少ない検体では、市販の迅速検査キットが使うイムノクロマト法の感度が課題になります。うがい液は、採取の負担が小さい反面、ウイルスの量が少ない検体です。感度が足りないままでは、負担の小さい検体ほど見逃す恐れがあります。
他にも、ウイルスの変異が速いこと、定期的に世界的大流行(パンデミック)を起こすこと、より痛みの少ない検査方法が求められていること、といった課題があるといわれています。
- イムノクロマト法試験紙の上を検体が流れ、抗体が対象の物質と結合すると線が現れる検査法である。短時間で結果が分かる反面、少量の物質は見つけにくい。


