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「人工細胞で細胞変形の設計原理を解明」
理化学研究所生命医科学研究センター構成的細胞生物学研究チームの宮﨑牧人チームディレクター(生命機能科学研究センター 構造生命科学/細胞生物学連携チーム 上級研究員、JST創発研究者)と、パデュー大学生体医工学科のキム・テヨン准教授、ラボニ・スルタナ・ファーミダ博士課程学生らの研究グループは、精製したアクチン線維、ミオシン、α-アクチニン、ATPを細胞サイズのリポソームに封入した人工細胞を構築し、アクチン細胞骨格と膜のみでブレブ(細胞膜の局所的なふくらみ)の形成が自発的に起こることを実証した。実験と大規模シミュレーションを組み合わせ、膜変形の大きさは主に「アクチン線維と膜の結合強度」で決まること、ブレブの発生機構は結合が弱い場合の剝離型と強い場合の破断型に分かれ「アクチン線維と膜の結合強度」と「アクチン線維同士の連結強度」のバランスで決まること、ブレブの数は「アクチン線維の空間分布」に影響されることを明らかにした。成果は2026年7月30日(日本時間)に米国科学誌Science Advancesにオンライン掲載された。論文タイトルは「Reconstitution of actomyosin networks in cell-sized liposomes dissects distinct mechanisms of membrane blebbing and symmetry breaking」、DOIは10.1126/sciadv.aed8818。研究はJSTさきがけ「アクチン細胞骨格動態の構成的理解と制御」および創発的研究支援事業「再構成で紐解く細胞骨格機能の自己組織化メカニズム」などの支援を受けて行われた。
出典:理化学研究所 2026年7月30日 プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2026/20260730_1/index.html



