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「魚にDHAが多いのはなぜ?食物連鎖の未解明ルートを発見」
甲南大学理工学部生物学科の本多大輔教授、甲南大学大学院自然科学研究科の森本冬海博士後期課程学生、大阪府立環境農林水産総合研究所、水産研究・教育機構、北海道大学、産業技術総合研究所、理化学研究所環境資源科学研究センターの菊地淳チームディレクターの研究グループは、三陸沖海域での年間を通したモニタリングを行いました。環境DNAから推定された原生生物ラビリンチュラ綱のアプラノキトリウム類の現存量や、魚類の主要な餌である動物プランクトンのカイアシ類の食性などから、DHAの上位捕食者への供給において、アプラノキトリウム類の影響力が最も大きいことを明らかにしました。
魚類や動物プランクトンなどの捕食者はDHAをほぼ生合成できないため、その供給源は一次生産者の植物プランクトンとされてきました。しかし、捕食者と生産者の脂質組成が大きく異なる「DHAパラドックス」が知られており、本研究はこの謎の解明に大きな前進をもたらすとしています。原論文のDOIは10.1093/ismeco/ycag178です。
出典:甲南大学・大阪府立環境農林水産総合研究所・水産研究・教育機構・北海道大学・産業技術総合研究所・理化学研究所 2026年10月27日 プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2026/20261027_3/index.html




