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「「瞬間」から「その後」までを1回で撮る超高速カメラを開発~撮影間隔を自在に変え、5桁にわたる時間スケールをつなぐ~」
東京大学大学院工学系研究科の島田啓太郎特任研究員(研究当時)、中川桂一准教授らの研究チームは、高速な現象の発展に合わせて撮影間隔を変える新しい高速度撮影法「対数的高速度撮影法」を開発しました。現象の始まりでは撮影間隔を細かく、その後は徐々に広げて撮影する光学技術「BRIDGE」により、100フェムト秒のオーダーからピコ秒領域を経て10ナノ秒まで、約5桁にわたる時間スケールの変化を1回の撮影でつないだとしています。
この撮影法を用いて、レーザー照射によって固体表面が瞬間的に除去されるレーザーアブレーションや、水中におけるプラズマと衝撃波の形成過程を11コマで撮影し、初期からの一連の変化として可視化しました。研究チームは、材料・ものづくり、生命科学・医療、エネルギーなどに関わる高速現象を理解し、その挙動を制御するための計測技術として、幅広い活用が期待されるとしています。本研究成果は2026年9月25日(現地時間)付で、科学誌「Optica」に掲載されました。JSTの戦略的創造研究推進事業 ACT-Xの支援を受けています。
出典:科学技術振興機構(JST) 2026年10月1日 プレスリリース(東京大学・科学技術振興機構(JST)/論文:“Logarithmic ultrafast photography with band-resolved individual delay generation”/DOI: 10.1364/OPTICA.610944)
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20261001-2/index.html



