ニュース紹介
「「ながら作業」が身体能力を向上させる-認知負荷に伴う覚醒度の上昇によって起こる筋力増強-」
理化学研究所脳神経科学研究センター人間認知・学習研究チームの柴田和久チームディレクター、渚ソフィア基礎科学特別研究員(研究当時、現客員研究員)、イーサン・オブラク研究員(研究当時)らの国際共同研究チームは、二つの課題を同時に行うマルチタスクにより、最大握力を持続する運動課題の成績が向上する現象を発見しました。実験では、参加者が最大握力を維持する運動課題を行いながら、身近な物や動物の画像が次々と切り替わる動画を見ました。動画をただ見る場合に比べ、画像を覚える認知課題が課された場合に運動課題の成績が向上しました。覚醒度の指標である瞳孔径の計測から、認知課題による瞳孔径の増加と運動課題の成績向上の関係が示されています。研究成果は科学雑誌「iScience」のオンライン版(日本時間10月1日)に掲載されました。
出典:理化学研究所 2026年10月1日 プレスリリース(掲載誌:iScience/DOI: 10.1016/j.isci.2026.117635)
https://www.riken.jp/press/2026/20261001_1/index.html




