2026.08.28
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日本電気株式会社
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元発表:2026.08.25
NECのCVCファンド、米国のヒューマノイド企業Dexmateへ出資
ニュース紹介
「NEC Orchestrating Future Fund、ヒューマノイドロボット「VEGA」及びフィジカルAIプラットフォームを提供する米国Dexmate社へ出資」
日本電気株式会社(NEC)が出資するエコシステム型コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「NEC Orchestrating Future Fund」は、AI制御のヒューマノイドロボット「VEGA」およびフィジカルAI開発プラットフォームを提供するDexmate, Inc.へ出資しました。
Dexmateは、AIロボティクス領域の研究者が2024年に創業した米国のスタートアップです。同社は、AI制御のヒューマノイドロボット「VEGA」と、AIロボットの開発・設定・運用ができるフィジカルAI開発プラットフォームを一体で提供しています。これにより、用途に応じたロボットの開発から現場導入までの工程を効率化し、フィジカルAIの実用化を進めることが期待されます。
ロボットの開発・運用では、センサーや制御、学習データ、シミュレーション環境、現場でのチューニングなど多岐にわたる要素が必要となり、導入のハードルが高いことが課題となっていました。NECは、Dexmateの技術と自社の先端技術および事業領域で培った知見を組み合わせ、幅広い分野でのフィジカルAIの社会実装に向けた協業の可能性を検討していくとしています。
出典:PR TIMES 2026年8月25日 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001420.000078149.html
FrontJournalの解説
この研究分野について
フィジカルAIは、センサーで現実を測り、AIが判断し、ロボットや機器を動かして物理的な行動をとる技術です。文章や画像を出力する生成AIと異なり、重力や摩擦、衝突といった物理法則をふまえて動きます。
認識・判断・行動を繰り返す仕組みのため、工場のように整った場所だけでなく、物流拠点や病院、店舗のような整っていない場所にも適用範囲が広がると見込まれています。経済産業省は、ヒューマノイドを含む多目的ロボット市場が2040年に約60兆円規模になると予測しています。
①ロボットは導入までの手間が大きい
ロボットの開発と運用には、センサー、制御、学習データ、シミュレーション環境、現場での調整など、多岐にわたる要素が必要です。
これらを一つずつ用意する必要があるため、導入に向けたハードルが高いことが課題となっていました。技術そのものより、現場に持ち込むまでの工程が壁になりやすい領域です。
②ロボットと開発基盤を一体で提供する企業へ出資
Dexmateは、AIロボティクス領域の研究者が2024年に創業した米国のスタートアップです。AI制御のヒューマノイドロボットVEGAと、開発・設定・運用を行えるフィジカルAI開発プラットフォームを一体で提供しています。
NECは自社の先端技術と幅広い事業領域で培った知見を組み合わせ、フィジカルAIの社会実装に向けた協業の可能性を検討していくとしています。
編集部からひとこと
注目したいのは、出資先がロボット単体ではなく、開発の土台となる基盤とセットで提供している点です。導入の手間が壁になっている領域では、機体の性能だけでなく、現場に合わせて動かすまでの工程をどれだけ短くできるかが問われます。CVCを通じた出資は、その工程を自社の事業と組み合わせて試す入口にあたります。
本記事は、FrontJournalが公開情報をもとに独自に分析した第三者コンテンツであり、対象企業・研究機関の公式見解ではありません。
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