ニュース紹介
「熱を電気に変える『ナノ界面』をマクロに3次元形成した磁性体を開発~熱エネルギーの有効活用に向けた新たな材料設計の指針~」
物質・材料研究機構(NIMS)、東京大学大学院新領域創成科学研究科、科学技術振興機構(JST)の研究グループは、磁性体の内部全体に3次元のナノ界面を分布させた複合材料を開発したと発表した。研究グループは、磁性絶縁体であるイットリウム鉄ガーネット(YIG)の粉末の表面を白金(Pt)で被覆し、低温・高圧で押し固めることでバルク(かたまり)状の複合体を作製。これにより、従来はナノスケールの薄膜界面に限られていたスピンゼーベック効果を、マクロなサイズの材料で実証した。研究グループはこれを、ナノスケールの界面をマクロスケールのエネルギー変換につなげる「トランススケール」スピンゼーベック効果の概念実証と位置づけ、熱エネルギーの有効活用に向けた新たな材料設計の指針になるとしている。
出典:科学技術振興機構(JST) 2026年7月21日 プレスリリース
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20260721/index.html



