市場課題|医療文書と紙のやり取りが現場を圧迫する

医療文書の作成に時間を要する
病院では、退院サマリや看護サマリ、紹介状といった医療文書の作成が、医師や看護師にとって大きな負担です。入院中の経過や検査の結果を電子カルテから読み返してまとめる必要があり、1件ごとに時間がかかります。書類作業が長引くほど、診療や看護に充てる時間が削られます。
紹介状の郵送とFAXが煩雑
病院と地域のクリニックとの間では、紹介状や返書を郵送やFAXでやり取りする作業が、今も職員の手間になっています。送る側では印刷・封入・投函、受け取る側では紙のスキャン・保管・転記が必要です。病院からクリニックへ患者を戻す逆紹介を増やそうとするほど、地域連携室(他の医療機関との連絡を担う部署)の職員が紙の作業に追われることになります。
他にも、病院の人手や資金の逼迫、といった課題があるといわれています。
- 逆紹介病院で治療を終えた患者を、地域のクリニックなどのかかりつけ医へ戻すことである。病院は紹介状で経過を伝え、クリニックが日常の診療を引き継ぐ。病院とクリニックの役割分担を進める仕組みの一つである。


