市場課題|健康に役立つ成分は、毎日続けて摂ることが難しい

認知機能の維持は続けにくい
認知機能の低下を抑えるための習慣は、毎日続けること自体が難しいといわれています。厚生労働省の研究班の推計では、2025年の認知症の高齢者は約472万人で、65歳以上の約12.9%にあたります。高齢化とともに食生活や運動の習慣は保ちにくくなり、なかでも食事とは別に摂る習慣ほど途中で途切れやすいです。
野菜の機能成分は摂りにくい
野菜がもつ機能成分は、そのまま食べるだけでは十分な量を摂りにくいです。タマネギの硫黄化合物(辛味のもとになる成分)は、切ったときに酵素が働いて生じるため、生のままでは辛味が強く出ます。辛味が強いほど一度に食べられる量は限られ、必要な量に届きにくいです。
他にも、収穫した年で変わる原料の品質のばらつき、下ごしらえの手間、産地から離れた加工場までの輸送の負担、といった課題があるといわれています。
- 機能成分栄養素としての働きとは別に、体の調子を整える作用があるとされる食品中の成分を指す。含まれる量が少なく、調理で失われるものも多いため、食品の形で摂り続けることが難しい。







