市場課題|ミツバチの不足と天候で、施設栽培の受粉が不安定になる

ミツバチの不足で受粉が不安定
施設栽培では受粉にミツバチを使う場面が多く、その不足が生産の不安定につながっています。ミツバチは、ネオニコチノイド系(殺虫剤の一種)の農薬の使用によるとされる大量死や、オーストラリアでのノゼマ病(ミツバチの病気)の流行による輸入停止などで不足します。不足が続けば、生産コストの増大と品質の低下は避けにくい状況です。
ミツバチは天候に左右される
ミツバチは、雨天や曇天では活動せず、冬の低温や日照の少ない時期も飛びにくい昆虫です。花が咲いていても受粉が進まない日が生じ、収穫の時期や品質への影響が懸念されます。天候とは別に、小さなハウスでは花の数に対してミツバチが多く、花を過剰に訪れて奇形果が出る場合もあります。
他にも、ミツバチの価格高騰、雨天や曇天で活動しにくいこと、花数の不足による奇形果、といった課題があるといわれています。
- 奇形果受精が不十分なために、形が整わなくなった果実を指す。イチゴでは、雌しべに花粉が十分につかない場合や、訪花昆虫が花に過剰に訪れる場合に生じる。見た目の品質が下がり、出荷できる量が減る要因になる。






