市場課題|無線センサ電源の確保と発電素子の大きさに課題

センサの電池交換が負担に
IoT(モノのインターネット)の広がりで、設備や構造物を見守る無線センサネットワークの普及が見込まれています。無線センサの多くは電池で動き、電池の寿命には限りがあるため、いずれ交換が必要です。センサの数が膨大になるほど、電池交換の費用と時間が増し、監視を続けにくくなります。
高出力の発電素子は大型化
振動発電の素子は、出力を高めようとすると本体が大きくなりやすいのが実情です。素子が大きいと、狭い場所や小さなセンサに電源を組み込みにくくなります。このままでは、電源を確保しにくい場所ほど、監視が行き届きにくくなります。
激しい揺れでは、発電素子が壊れる恐れもあります。他にも、圧電材料として広く使われるPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)に含まれる鉛の使用制限、センサや無線通信機器の消費電力、といった課題があるといわれています。
- 無線センサネットワーク多数のセンサを無線でつなぎ、測った温度や振動などのデータを離れた場所へ集める仕組み。配線が要らない一方、一つひとつのセンサに電源を用意する必要がある。


