ニュース紹介
「AIで魚の「バランス喪失」を自動検出 温度への強さを客観的に測る新システムを開発~メダカとその近縁種で系統・種による温度耐性の違いを明らかに~」
名古屋大学 WPI-ITbMの中山友哉氏、松尾佳哉氏、福井大学の長谷川達人氏、加藤拓也氏らの研究グループは、AI技術を組み合わせて魚が温度ストレスで平衡感覚を失う瞬間を自動的かつ客観的に検出するシステムを開発したと発表しました。
これまで、魚が温度ストレスで平衡感覚を失ったかどうかの判定は人の目で行われており、判定する人によるばらつきが課題でした。研究グループは、動画から動物の姿勢を自動検出する「DeepLabCut」と画像分類のAI技術を組み合わせ、判定を自動化しました。
このシステムをメダカの複数系統と近縁種(台湾産新種を含む)に適用したところ、系統や種によって温度耐性に差があること、高緯度に生息する種ほど寒冷耐性が高いこと、日本産メダカが最も高い耐寒性を示すこと、台湾産近縁種も予想以上の耐寒性を持つことが分かりました。本成果は国際学術誌『Scientific Reports』に掲載されました。
出典:科学技術振興機構(JST) 2026年9月10日 プレスリリース
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20260910/index.html



