ニュース紹介
「反強磁性体の表面に、磁石の性質を帯びた奇妙な電子が出現―スピンの向きが100%揃った電流の実現へ―」
東京大学物性研究所の福島優斗氏、近藤猛准教授、徳永将史教授らと、大阪大学大学院理学研究科の越智正之准教授らの研究グループは、反強磁性トポロジカル絶縁体であるネオジム・ビスマス(NdBi)の表面で、理論的に予測されていた磁性ディラック電子を初めて直接観測したと発表しました。角度分解光電子分光により、反強磁性相でバンドの交差点に約17meVのエネルギーギャップが開くことを確認し、物質自身の表面磁性が150テスラ級の巨大な磁場に相当する効果をディラック電子に与えていることを示しました。成果はNature Communicationsに掲載されました。
出典:東京大学物性研究所 2026年9月17日 ニュース/掲載誌:Nature Communications(DOI:10.1038/s41467-026-77571-4)
https://www.issp.u-tokyo.ac.jp/maincontents/news2.html?pid=32233



