市場課題|エビは約92%を輸入で賄い、国内の養殖は少ない

輸入が約92%で供給は海外次第
バナメイエビ(クルマエビ科の一種)は世界で最も多く養殖されているエビで、日本ではすしなどに使われています。日本で消費されるエビは約92%が輸入で賄われ、国内の養殖は一部です。このままでは、エビの入手が海外の事情に左右され続けかねません。
設備投資が大きく参入しにくい
陸上養殖は、大規模な設備投資が必要で、新規参入のハードルが高い分野とされています。加えて、バナメイエビ養殖には、高品質な稚エビを安定して確保することが欠かせないとされています。設備に加え稚エビの確保も自前で行うとなれば、小規模な担い手は養殖を始めにくい状態が続きかねません。
他にも、能登町小木のイカ釣り漁船の減少、能登半島地震で被害を受けた漁業の施設、国産エビの流通の少なさ、といった課題があるといわれています。
- 陸上養殖陸上に設けた水槽で、魚介類を育てる養殖である。海面の生けすと異なり、水温や水質を人が管理して飼育する。


