市場課題|栄養状態を日常的に測る手段が乏しい

採血が必要で気軽に測りにくい
体の栄養状態を詳しく調べる血液検査は、採血を伴うため気軽には受けにくいのが実情です。血液は含まれる成分の研究が進んでいますが、採血には針を刺す処置が必要で、通常は医療機関で行われます。このままでは、スキンケアや運動の効果を確かめたい場面で、日常的に繰り返し測るのは難しいです。
汗は成分が薄く分析が困難
汗は汗腺(皮膚にある、汗を作って出す器官)から出る採取しやすい体液ですが、成分が低濃度で、微量の成分を正確に測るのが困難です。汗の成分から栄養状態を調べる研究は以前から行われてきたものの、産業として広く使われるには至っていません。検査室での分析は結果が届くまでに日数を要するため、店頭で結果を返す使い方は限定的です。
他にも、血液検査の前に求められる食事の制限、基準となる健常者の汗のデータの少なさ、測定値を評価する基準の整備の遅れ、といった課題があるといわれています。
- 汗腺皮膚にあり、汗を作って体の外へ出す小さな器官を指す。血液の液体成分をもとに汗を作るため、汗には血液に由来する成分がわずかに含まれる。汗の成分と体内の栄養状態の関係は、研究が進められている段階である。






