市場課題|タンパク質の量を多数まとめて測ることが難しい

抗体法は経路全体の測定に不向き
抗体を使う方法は、代謝や免疫といった経路全体の測定に不向きです。ウェスタンブロット法(タンパク質を大きさで分けて抗体で検出する方法)は、1回の実験で調べるタンパク質が基本的に1種類で、多数の分子を比べるには実験を重ねる必要があります。多数のタンパク質の増減を同時に把握しにくく、病気に関わる変化を見落とす可能性があります。
網羅的な解析は再現性に課題
質量分析でタンパク質を網羅的に探すショットガン法は、再現性と処理速度が課題です。このままでは、試料を多数比べる研究に、時間と手間がかかり続ける可能性があります。
他にも、検出感度や定量精度の不足、分析時間の長さ、高感度ペプチド(タンパク質の断片)の選定と条件最適化の手間、といった課題があるといわれています。
- ショットガン法質量分析で検出された信号の強い分子から順に、自動で断片化して調べる方式である。測定ごとに調べる分子が入れ替わるため、結果の再現性に影響する。






