市場課題|予測できない発作と予兆を知らせる機器の不足に課題

約3割は薬で発作を抑えきれない
てんかんの患者のうち、薬で発作を完全には抑えられない人は約3割です。国内の患者は約100万人と推計され、そのうち薬が効きにくい人は、予測できない発作と隣り合わせの生活を続けています。発作がいつ起こるか分からない状態が続けば、転倒によるけがや料理中のやけどの危険が消えず、行動範囲や社会参加が狭まる恐れがあります。
予兆を知らせる機器が乏しい
発作の直前に予兆を検出して知らせる、体への負担が少ない機器による予知は、まだ社会実装されていないとされます。そのため患者と家族にとって、交通事故や浴槽での溺水といった危険は常に身近な問題です。このままでは、発作に伴う事故や受傷の不安が続く恐れがあります。
他にも、1年以上発作がない患者にも残る再発への不安、薬が効きにくい難治性てんかん、人前で発作を起こす恐怖、といった課題があるといわれています。
- てんかんけいれんに代表される突発的な発作を繰り返す、脳の神経の病気。脳の神経細胞に突然起こる激しい電気的な興奮が発作の原因となる。人口の約1%が発症するとされ、多くは薬で発作を抑えられる。






