市場課題|広い範囲の捜索と位置の伝達に課題

広範囲の捜索で見落としの恐れ
山林や海で遭難した人を探すときは捜索範囲が広く、遭難者を見落とす恐れがあります。2024年の山岳遭難は2,946件、遭難者は3,357人に上りました。上空から撮影した映像でも、目視では判別しづらい海面の人影などは見逃す可能性があり、見落としが続けば救助が遅れる恐れがあります。
位置の口頭伝達に限界
従来の捜索では、見つけた位置や進む方向を口頭で伝えるため、指揮本部と隊員の間で情報を正確に共有しにくいことが課題です。消防の捜索でもドローンの活用が模索されていますが、ドローンで集めた情報の活用と伝達は十分とはいえないとされています。情報が正確に伝わらなければ、同じ場所を二度捜索するなど、救助までの時間が延びかねません。
他にも、ドローンの操縦に高度な技術が要ること、自治体が機体を調達する際のセキュリティ要件、といった課題があるといわれています。
- 指揮本部災害や事故の現場で、出動した複数の隊をまとめて指示を出す拠点。集まった情報をもとに、どの隊をどこへ向かわせるかを判断する。


