ニュース紹介
「色ではなく、構造で白くする 自然に学んだ、白さと撥水性を生み出す新しい材料技術」
京都大学アイセムスのイーサン・シバニア教授が率いる研究チームは、東京都立大学、東華大学の研究者とともに、二酸化チタン顔料やフッ素系コーティングを使わず、発泡構造によって白さと水をはじく性質を実現する技術を開発したと発表しました。光照射と弱溶剤処理だけで微細な多孔質が形成され、この構造が光を強く散乱するため、顔料を使わなくても高い白色度が得られます。条件を制御すると表面にハスの葉のような極めて細かな凹凸が生まれ、高い撥水性を発揮します。研究チームはこの技術をDeep Foam Photolithographyと名付け、20,000 DPIという超高解像度で微細構造の形成に成功しました。成果は日本時間の9月10日に英国誌Natureに掲載されています(DOI: 10.1038/s41586-026-10968-9)。
出典:京都大学アイセムス 2026年9月10日 ニュース/掲載誌:Nature
https://www.icems.kyoto-u.ac.jp/news/11676/



