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「ミトコンドリア翻訳の終わりよければ全て良し」
理化学研究所 開拓研究所 岩崎RNAシステム生化学研究室の岩崎信太郎主任研究員、脇川大誠特別研究員ら、眞貝細胞記憶研究室の眞貝洋一主任研究員ら、東京大学大学院理学系研究科の伊藤弓弦准教授らの研究グループは、ミトコンドリア内でのたんぱく質合成(翻訳)の終結、リボソームの再利用・再開始、品質管理の過程を1コドン分解能で明らかにしたと発表した。終結因子mtRF1Lは4種類全ての終止コドン(AGA、AGG、UAA、UAG)を認識する万能型であり、mtRF1は非標準的な終止コドン(AGA、AGG)に特化し、フレームシフトによって生じた「フレーム外」翻訳の終結に働くことを示した。またリサイクリング因子mtRRFと開始因子mtIF3が連続した遺伝子の翻訳を支え、救出因子ICT1、mtRF-R、mtRES1が翻訳開始直後に停滞したリボソームを救出することを明らかにした。ヒトのエネルギー代謝機構の理解や、ミトコンドリア病、加齢に伴うエネルギー代謝機能不全の理解に貢献するとしている。研究成果は科学誌「Nature Communications」のオンライン版(7月21日付)に掲載された。
出典:理化学研究所 2026年7月21日 プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2026/20260721_3/index.html



