市場課題|水路は電源が乏しく、水位や流量を測れる場所が限られる

電源のない水路は観測が難しい
河川や農業用水路では、水位や流量を測る観測機器の設置に電源が必要で、データを取れる場所が限られます。観測機器は高価で、電線や通信網のない山間部や地下の水路まで電源を引くと、さらに費用がかさむ状況です。観測点が少ないままでは増水の兆しをつかみにくく、豪雨時の対応が遅れる恐れも残ります。
水車式は漂流物の除去に手間
水車やプロペラを回す方式の小水力発電は、流木やごみを巻き込みやすく、網で防いで取り除く維持管理の作業が欠かせません。また、落差(水が落ちる高低差)を利用する従来の水力発電は、落差のほとんどない水路に設置しにくいです。維持管理の手間と設置条件の制約が残るため、電源のない水路への導入は進みにくい状況です。
他にも、水門管理の人手不足、水門操作のノウハウ継承の難しさ、といった課題があるといわれています。
- 小水力発電大規模なダムを造らず、河川や用水路などの小さな水の流れを使って発電する水力発電である。設置場所に応じて、小型の装置で電力を得られる。






