ニュース紹介
「化学×ロボット×AI 太陽電池作製の溶液プロセスを自動化し、多様なパラメーターを取得解析する手法を開発~ペロブスカイト太陽電池素子プロセスへ応用~」
大阪大学大学院工学研究科の西久保綾佑講師、佐伯昭紀教授らの研究グループは、太陽電池薄膜の溶液成膜プロセスをロボットで自動化する装置を独自に開発しました。成膜中の温度、湿度、酸素濃度、溶媒蒸気濃度などの環境パラメーターを観察し、スピンコートおよび熱アニール中の色変化をUSBカメラで、1秒程度で完了する貧溶媒滴下の様子をハイスピードカメラで観察しました。
取得したデータを機械学習で解析し、その結果を鉛ペロブスカイト太陽電池の素子作製にフィードバックして、変換効率24.4%を実証しました。ペロブスカイトの組成によって環境、特に温度の影響の大きさが異なること、貧溶媒滴下の高さと速度が膜物性に大きく影響することもわかりました。本成果は、2026年10月27日に米国化学会誌「ACS Nano」にオンライン掲載されました。
出典:大阪大学・科学技術振興機構(JST) 2026年10月30日 プレスリリース/掲載誌:ACS Nano/DOI:10.1021/acsnano.6c11386
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20261030/index.html



