市場課題|抗体医薬品の高額な費用と、服薬や注射の継続が負担になる

抗体医薬は高額で医療費が重い
難治性の慢性疾患の治療に広く使われる抗体医薬品(体外で人工的に製造した抗体を薬にしたもの)は、高額で医療費の負担が重くなりがちです。薬の費用の高さは、そのまま医療財政に響きます。このままでは、先進国で課題となっている医療財政問題の、一因になりかねません。
服薬や注射を続ける負担が重い
慢性疾患治療では、服薬や注射を続ける負担が、患者にとって小さくありません。治療は、薬を長く使い続けることが前提だからです。負担が大きいほど、服薬遵守(決められたとおりに薬を使うこと)が難しくなり、治療の継続に影響しかねません。
他にも、抗体医薬品での抗薬物抗体による効果の減弱、標的となるタンパク質が体内にある疾患で抗体を得る難しさ、毎日の服薬が必要な生活習慣病での服薬遵守の難しさ、といった課題があるといわれています。
- 抗体医薬品病気に関わるタンパク質に結合する抗体を、体外で人工的に製造して薬にしたもの。難治性の慢性疾患の治療に使われる。高額な薬が多く、医療費の負担が課題とされる。


