ニュース紹介
「GLUT1欠損症の個別化治療に新たな可能性-モデルマウスの網羅的表現型解析により糖代謝の性差を発見-」
理化学研究所(理研)バイオリソース研究センター マウス表現型研究開発室の古瀬民生上級研究員、田村勝室長らの研究チームは、GLUT1欠損症のモデルマウスを用いた「マウス版人間ドック」ともいえる網羅的表現型解析により、グルコース投与後に糖代謝およびインスリン動態の変化がメス個体で顕著に認められることを発見しました。
GLUT1欠損症は、神経の主要なエネルギー源であるグルコースの脳への輸送障害によって引き起こされる希少な神経疾患であり、てんかん発作や運動障害などを主症状としています。本研究成果は、GLUT1欠損症に対する新たな薬効評価系の構築や、患者の性別や病態に応じた個別化治療戦略の確立につながることが期待されます。
論文は科学雑誌「Disease Models & Mechanisms」オンライン版(9月21日付)に掲載されました。
出典:理化学研究所 2026年9月29日 プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2026/20260929_3/index.html



