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「サブ5nmナノギャップで狭線幅電界発光を実現~2次元材料オンチップ量子光源への電気駆動基盤~」
東京科学大学(Science Tokyo)総合研究院 フロンティア材料研究所の真島豊教授と、カリフォルニア大学バークレー校のAli Javey教授らの国際共同研究グループは、単層二セレン化タングステン(WSe2)をサブ5nm(5nm未満)のAu/Ptナノギャップ電極に集積し、狭線幅の電界発光を電気的に発生させることに成功しました。電子線リソグラフィーと無電解金めっき(ELGP)で作製した電極に単層WSe2をドライ転写し、10MHzの矩形波ゲート電圧で駆動したところ、3.5K(約マイナス270℃)で1.652eVを中心とする見かけ線幅1.83meVの交流エレクトロルミネッセンス(ACEL)ピークを観測しています。
同じ素子を光励起した場合は多峰性の発光を示したことから、ナノギャップが電気的にアクセスする局在状態を空間的に絞り込んでいると考えられるとしています。49個の素子の統計評価や対照実験、電界シミュレーション、ひずみモデル解析から、サブ5nmの幾何学的閉じ込め、局所的な電界増強、曲面電極による局所環境の変調、高速な電圧遷移が重要であることが分かったと発表されています。成果は米国化学会の学術誌「Nano Letters」に2026年10月3日付で掲載され、研究はJST戦略的創造研究推進事業CRESTの支援を受けています。
出典:科学技術振興機構(JST) 2026年10月3日 共同発表プレスリリース(掲載誌:Nano Letters/DOI: 10.1021/acs.nanolett.6c03133)
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20261003/index.html



