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「ネコにもヒトと共通する遺伝性腫瘍の可能性」
理化学研究所 生命医科学研究センターの池田凡子 特別研究員、桃沢幸秀 チームディレクターらは、東京大学大学院農学生命科学研究科の西村亮平 教授(研究当時)、富安博隆 准教授らと共同で、813頭のネコを対象に、マルチプレックス式ターゲットシークエンス法を用いて27種類の遺伝性腫瘍関連候補遺伝子を解析した。その結果、13個の病的バリアントを同定し、18頭から検出した。うち7頭ではリンパ腫・乳がん・骨がんなどが確認された。対象となった遺伝子にはBRCA2、TP53、ATM、MSH2、MSH6が含まれる。発表では、ネコのがんについて遺伝的背景が発症リスクや発症年齢・がん種に及ぼす影響が不明であったとされ、本成果はネコの精密がん医療の基盤となるほか、ヒトの遺伝性腫瘍の発症機序の理解や新しい治療法の開発にもつながることが期待されるとしている。原論文は『Scientific Reports』オンライン版、DOIは 10.1038/s41598-026-61718-w。
出典:理化学研究所(東京大学大学院農学生命科学研究科との共同研究) 2026年8月8日 プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2026/20260808_1/index.html



